パティシエ 坂下寛志 Pâtissier Sakashita Hiroshi

【調査】保冷剤の効果 2

      2016/07/07

『保冷剤の効果』の調査結果の続編です。
『保冷剤の効果 1』は、こちらで。

保冷剤の位置による効果の違い

今回は『保冷剤の位置を変えると、変化があるか?』を調査してみます。
1_20121102190302.jpg
以前と、基本的に同じ調査方法で、
上面と側面に70g保冷剤を一個ずつ、
設置しました。
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3_20121102190301.jpg
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屋外の気温は、30℃くらいでした。

1時間後。
側面に設置 19.1℃に上昇。
5_20121102190300.jpg
上面に設置 19.6℃に上昇。
6_20121102190300.jpg
変化見られずの結果がでました。

ただ、これだと、
設置した保冷剤が少なすぎて、完全融解により温度上昇した、
とも考えられるます。
(実際には、保冷剤は完全融解していないのですが、
 画像を見る限りでは、それが判断できない。)

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なので、もうひとつ、追加で実験。
8_20121102193306.jpg
保冷剤70gのものを、側面と、底面に設置。
5_20121102193307.jpg
1_20121102193308.jpg
4_20121102193308.jpg
屋外の気温は、だいぶ見づらいですが30℃くらいです。

1時間後。
側面に設置 19.2℃に上昇。
6_20121102193307.jpg
底面に設置 16.4℃に上昇。
7_20121102193306.jpg
底面に設置したものの方が、商品の温度が維持されました。

これで、「上面と側面の設置場所によって、差異はでない」ことは、
証明されました。

なぜ、底面バージョンのほうが、温度上昇が少なかったのでしょうか。
それはおそらく、商品が直接、
ケーキ箱に触れていないからではないかと思います。

上面、側面の差異が無いことで、
冷気の循環などが、一切意味を持たない環境になっている、と言えます。

一般に使われている、ケーキ箱の紙の厚みだと、
保冷しきれないんですね。

次回は、ケーキ箱の方に焦点を当てた実験です。

保冷実験記事一覧

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