パティシエ 坂下寛志 Pâtissier Sakashita Hiroshi

勝手に「本屋で小説が売れるようになる方法」を考えてみました 2

   

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出版する種類数を減らす。

小説の種類数が多すぎると感じます。
その数だけ、作家が居るから仕方がない、という考えもあります。

しかし、数が多い上に、前述のように、探しづらい、宣伝文で引きこまれない、となってくると、「有名作家」「話題の本」「書店のおすすめ」などに、売れゆきが集中しがちです。

だから、それに当たらない小説は、結局、見つけてもらえさえしないという事になってしまいます。
問題は、「どれも書店のおすすめ」になっていないことです。

作家としては、もちろんお勧めでしょう。
出版社としては、おそらくお勧めでしょう。
書店としては、全ては読み切れないから、勧めようにも勧められないのです。

宣伝費を分散しない。

出版社ごと、月に10作程度だけ、しっかりと打ち出していく、というのはいかがでしょうか。
その方が信頼感もあるし、読んで面白ければ、出版社のファンにさえなることもあるでしょう。

有名作家ばかりを打ち出していく出版社もあれば、新鋭を発掘し育てるところもあるでしょう。
宣伝種類数を減らせば、1つに対する宣伝力は強まり、より広く多くの人に、しっかりと想いが届くようになるでしょう。

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「本を贈る」需要を考えてみる。

小説好きな人に贈るプレゼント需要を、もっと真剣に考えても良いのではないでしょうか。
私ももらえば嬉しいですし、プレゼントの価格としては、高いわけではないですし。

そういう場合、本をあまり読まない人が贈ろうとするのは、すごくハードルが高いんですよね。

でも本当は、その人が読んでいる傾向か、作家を調べて、読んだことがあるかどうかを調べるだけです。
(これ自体が高い、と言われそうな気もしますけどね。)
例えば、文庫ばかりの人からいえば、新刊は間違いないなく読んでないですし、もらえば嬉しいはず。
しかも¥1,000~2,000ですから、プレゼント価格としては、色んな関係性に使えるではないですか。

そこでまた、小説が見つけづらい、という問題が再浮上してくるのですよね。

小説の代わりに図書カードは趣きがないでしょう。だから贈り物には図書カード、ではないのです。

小説を贈ることで喜んでもらえ、成功した場合、
贈った側も、小説というもののファンになる可能性があります。
一緒に読み始めるかもしれません。

読まない人を取り込む、1つの方法だと思います。

書店の取り分(利益)を増やす。

売上に対する、書店の取り分は低いらしいですね。
お店の売り上げは、販売員のモチベーションで、大きく変わります。

取り分が低ければ、販売員の待遇も、良くは無いでしょう。
販売員は、製作者と違う方向性ですが、重要性は同じかそれ以上と考えて間違いないです。

待遇がすべてではないですが、好きな仕事を、ずっと続けていける安心感は必要です。
それがまずあって、さらに、好きな本を他人に勧めて購入頂ける、最高の生活じゃないですか。

そうすれば、おのずと本も売れるようになるのではないでしょうか。

3に続く。


3つ

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