パティシエ 坂下寛志 Pâtissier Sakashita Hiroshi

【0年向け】しっかり話そう。

   

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【0年向け】
これからパティスリーに入っていく皆さんへ、つまづかないようにする為の、アドバイスシリーズです。
先輩によく注意される人への、処方箋にもなるかもしれません。

あれ、それ、で会話しない

聞きたいことがあるのに、「あの……、これ……。」とか言って、もじもじしてても始まりません。

これは、幼い頃からの、周りの優しさによって出来上がってしまったものだと思います。

周りの優しい人たちが、困ってそうなとか、少ない言葉でとか、そういうもので判断し、
助けてあげたり、指示してしまっているからだと思います。

そういう気遣いを、先輩たちにさせてはいけません。
疲れるからです(笑)

「○○さん、すみません。このシュークリームは、売り場に持っていけばよいですか?」
こうやって聞いてほしいです。

「あの…、これ…。」
これは論外です。

「あの、これはどうすれば良いですか。」
「これ」といった時点で、先輩としては「これ」が何を指しているか、見たり、理解したりしなくてはならないので、
できたら「これ」ではなくて、シュークリームなのか、生クリームなのか、伝えてほしいですよね。
また、完全な疑問文であるのも、避けた方が良いです。

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考えがあっての行動をする

「売り場に持って行って。」
先輩から、このように「どうするか」指示をされるでしょう。
しかし完全な疑問文で終わると、この結果になった理由が、先輩の頭の考えと一致はできません(想像はできますが)。

まず自分で考え、答え合わせを先輩とするべきなのです。

これをしないと、「シュークリームができる→売り場に持っていく」という、1つのパターンしか行動できません。
ロボットのようです。

作る数がいつもより倍だったら、いつもと違う時間だったら、ショートケーキだったら、天候が悪かったらなど、
それぞれに適した行動をとることが出来ないのです。

ロボットを作らない

最初に説明も含めて、指示すればよいのではないか、という意見もあるでしょう。
それは、間違いであると、言っておきたいです。

まず周りからの助けが入るような状況では、自分で考えることが出来ないので、いつまでたっても独り立ちも、後輩をつかせることもできません。

色んなサポートをしてしまう優しさは、
独り立ちさせることを考えていない、誤った優しさだと思います。

失敗させないことは、先輩のマネジメント力ではあるのですが、
ロボットのような状況にしてしまうと、いつまでも操縦士が要りますし、ピラミッド型の組織を展開することが出来ません。

面接などでも、文の途中で終わって、後は感じてくれ、みたいな方も多くいらっしゃいます。
慣れてないのは大変だと思いますが、続けていれば普通のことになるので、頑張ってください。

親御さんも含めて、社会が必要以上に厳しいものに感じさせないよう、守りすぎないようにしたいものですね。

3つ

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・『リモーネ アマルフィ』

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【トゥルモンド ニュース】

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