メッセージプレートを素敵に(英文・筆記体)
2016/02/13
ケーキに付けるチョコメッセージプレート。
予約のケーキで無い場合は、
お待たせしないよう、1~2分で書き上げなければなりません。
とは言っても簡単に書ける訳ではなく、
膨大な時間をかけてこないと、質と速さを両立できません。
誰が誰の為に書くか
速く書くだけであれば、そんなに大変ではありません。
この辺は、一般の方が紙に文字を書くのと、なんら変わりません。
しかし、字が上手くない人は、
時間をかけても綺麗に書けません。
私たちパティシエがメッセージプレートを書くときは、
贈る方の想いを、代筆している状況です。
書けるか書けないか、
そんなレベルで書くのではなく、
贈る方が誇らしくなるように書くべきです。
使用している材料
メッセージプレートは、
チョコレートの板に、コルネに詰めたバタークリームで書いています。
練習はショートニングとかで構いません。
綺麗に、思うように書く為には、
バタークリームの柔らかさや、
コルネの完成度にもこだわらないといけません。
雰囲気を変える
トゥルモンドでは、英文の場合、
筆記体かブロック体か、字体を選ぶことができます。
そして、字体だけでなく、文字の雰囲気も「キレイ」か「可愛い」などから、
お選びいただいています。
自分の雰囲気や、贈る相手に合わせて、
同じ「おめでとう」でも、言い方が変わりますよね。
メッセージプレートも、それと同じです。
これは、雰囲気を「キレイ」にした場合です。
ただし、プレートの形やケーキのデコレーションの雰囲気を加味して、
可愛らしさを少し加えました。
「可愛い」雰囲気は、こうなります。
「キレイ」に比べ、トメ・ハネ・ハライの部分や、
全体の丸みなどが変わってきます。
上手く書くために
素敵に書くためには、沢山の練習しかありません。
思うようにかける技術があってこそ、表現できることがあります。
トゥルモンドのホームページでは、
ホールケーキ作例もたくさん載っているので、参考にしてくださいね。