パティシエ 坂下寛志 Pâtissier Sakashita Hiroshi

【質問・回答】製菓専門学校は行くべきか?2

   

専門学校に行くと、就職に有利なのではないか、と考える方もおられるでしょう。
確かに、同じ人間が卒業したかしてないか、であれば、卒業した方が良いのかもしれませんが、

卒業していなくても、

・ケーキ屋でアルバイトをしていた
・接客の実務経験がある
・英語が話せる

これのいずれかが有れば、簡単に覆すことが出来るのではないでしょうか。

もちろん、これらがなくても、意欲が高い、熱意がある、これだけで、どこでも入社できるでしょう。
それで応募もさせないのであれば、その程度の企業なだけです。

ちなみに、初任給は、専門学校の卒業の有無で、どこも違いはありません。

私がもし生まれ変われるとして、もう一度同じ仕事をするとするなら、
パティスリー、ショコラトゥリー、ブーランジェリー、できればグラスリーと、
専門店を順番に修業したいです。

パティスリーは10年必要として、他を各5年としても25年。
17歳で始めて、42歳…。

それぞれで減らしても、とにかく時間が足りない。
そうすると、学校の2年は、行く暇が無いです。

それを短縮できる密度の濃さを、専門学校は備えてほしいのです。学費を支払うのであれば。

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本当に、今回の記事の掲載は、私にとってメリットはなく、デメリットばかりです。

質問者のように、同じように悩んでらっしゃる方々は、全国に沢山いらっしゃるでしょう。
その方たちに、大人の事情を抜きにして自分の考えを伝えるということは、先輩の責任でもあると思うのです。

そんな中、進路を考えている方の親御さん、在学中の方にもアドバイスです。

<

strong>【親御さん】
進路で選びきれないのであれば、まず学費を取っておいて、実務経験させてみることが良いでしょう。
それで続けていけるのであれば、それで良いですし、
難しいようであれば、大学の方へ進路変更させてあげてください。

また、続けていけるなら、フランスへ修業しに行く費用として、とっておいても良いと思います。

【在学中の方】
せめて、学費を親御さんがいくら支払っているのか、それを知ってください。
それを、支払う為に、どれくらい親御さんが働いているか、知ってください。
その上で、毎日を過ごしてください。

そして、最後になりますが、専門学校関係者の皆さまにお願いです。

これから先も、ずっと、日本の製菓業界を作っていくのは、専門学校関係者の皆さまだと思います。
広く人を集める事も、優秀な人材を輩出していくのも、皆さまの力が大きく関わり続けていきます。

たかが2年、されど2年です。

皆さまが教えることが、若きパティシエを作っていきます。
どこにも優る、最高の2年を過ごさせてあげてください。

日本のパティシエが、美味しさの面でも、ライフスタイルの面でも、世界に誇っていけるように、なりたいものですね。

以前の「高校生の方から、パティシエになりたいという応募がありました。」でもありましたが、トゥルモンドでも採用枠が空いていれば、専門学校の在学なしでも、応募可能です。
全国でもたくさんあるでしょう。
頑張ってくださいね。

【合わせて読みたい】
・パティシエの働く時間を短くしよう。1

・トゥルモンドの仕事の進め方

3つ

トゥルモンドでは、パティシエ正社員を募集中です。

・販売員の募集は、現在しておりません。

詳しくはショップの募集ページまでどうぞ
各レシピ分量の最新版を公開しています。

【公開レシピ一覧】

・『リモーネ アマルフィ』

・『ティラミス』

・『フェリシテ』
【トゥルモンド ニュース】

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